非常口列座席の指定制限に関する規定
国土交通部の運航技術基準(公示)に基づき、非常状況が発生した際に非常口開放などの任務遂行が可能なお客様に限り非常口座席を利用することができます。下記規定を必ず確認してから座席指定していただきますようお願いいたします。乗務員の指示なく非常口、航空機の扉、機器等を操作された場合、航空保安法に基づき最大10年の懲役が科せられることがございます。
空港や機内で非常口座席のご利用が適切でないと判断された場合、他の座席に再配置されることがあります。この場合、購入された国際線のエキストラレッグルーム席の料金は払い戻しされません。
※ 非常口座席割当不可の乗客
- 満15歳未満や、同伴者の助けなく下記2に列挙された一つ以上の役割を遂行するのに不十分な乗客
- 活動性、体力または両手両足の敏捷性の不足により下記の動作を遂行するのが難しい乗客
- 非常口や脱出用スライド操作装置への接近
- 脱出用スライド操作装置を掴んで押したり引いて回したりする操作
- 押す、引くなどの動作を通じた非常口の開放
- 翼の上の窓型非常口を持ち上げたり、分離された部分を隣の席に動かしたり、他の列に動かすなどの動作
- 翼の上の窓型非常口と似た大きさ・重さの障害物除去
- 迅速な非常口への接近
- 障害物除去時の均衡の維持
- 迅速な脱出
- 脱出用スライドの展開または膨張後の安定維持
- 脱出用スライドで脱出した乗客がスライドから離れられるようにする動作
- 文または図の形態で提供される非常脱出に関する指示を読んで理解できない、あるいは、乗務員の口頭指示を理解できない乗客
- コンタクトレンズや眼鏡を除き、他の視力補助装備なく上に列挙した機能を一つ以上遂行できない乗客
- 一般的な補聴器を除き、他の聴力補助装置なく乗務員の脱出指示を聞き、理解できない乗客
- 他の乗客に情報を適切に伝達する能力が不足した乗客
- 上記2に挙げた項目のうち、1つ以上を実行する際、ご自身の状況(ご高齢のお客様、妊娠中のお客様、一人旅のお子様など)や責任(乳幼児や15歳未満のお子様をお連れのお客様、ペットをお連れのお客様など)のために実行の妨げが生じる、あるいはご自身への危害を及ぼしてしまう恐れのあるお客様
- 非常時に乗客を助けて脱出する意思がない乗客
- チェックイン、搭乗および飛行中にアルコール、薬物などに酔った状態の乗客